新生児仮死
- 【新生児仮死とは】
赤ちゃんが生まれたあと(臍帯切断後)、自力で呼吸できない(=産声をあげない)状態。
- 【新生児仮死の原因】
原因はさまざま。
【母体のトラブル】
妊娠中毒症、糖尿病など
【胎盤異常】
常位胎盤早期剥離、前置胎盤など
【赤ちゃんのトラブル】
子宮内発達遅延、早産児、先天奇形、胎便吸引
症候群など【出産のときの圧迫】
臍帯脱出、臍帯巻絡、逆子、児頭骨盤不適合など
- 【新生児仮死の治療】
赤ちゃんが呼吸しないで酸素を送れないと、脳が低酸素状態に陥り障害を残すことがある。
呼吸を早く始めることが重要。
【刺激や吸引して呼吸を促す】
産声をあげなくても心臓がしっかり働いているときは、背中を叩いたり、さすったりの刺激で呼吸を始めることがある。また、鼻や口から羊水などを吸引することで呼吸をすることがある。このような場合は、仮死といってもごく軽度で、その後は処置はしないで経過観察のみ。
【酸素を補う】
酸素マスクをつけたり、気管にチューブを入れて、直接気管に空気を送ったりする。重症仮死の場合は、心臓の動きも低下しているので、人工呼吸器をつけ、心臓マッサージなどの蘇生術を行う。
